台風10号(ハイシェン)が発生しましたね。
九州直撃は避けれた9号の通過から間もなく来る上に、
今回は史上最大級の台風とのこと。
今後の進路や大きさが気になりますよね?
今回は、
- 台風10号進路予想
- 米軍合同台風警報センター(JTWC)
- ヨーロッパECMWF
- 長崎への影響
以上調査しました。
宮崎市、鹿児島市、熊本市、福岡市の情報は以下にまとめてます。
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台風10号進路予想長崎への影響を米軍やヨーロッパECMWF(Windy)で調査
台風10号・米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想
米軍の台風情報(JTWC)最近は知名度も高くなりましたね。
:米軍の台風情報(JTWC)https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
時間の基準や風速の単位が違うので、以下を頭に入れつつ米軍の台風情報は見てくださいね
・時間は +9時間
・風速は数字を半分
・地図上の円は外から、風速16m/s、25m/s、30m/s
詳しくはこちらに書いてます。
9月5日 15:00
九州に最接近が 6/18Z (7日3時) 、
風速が 95KTS(48.9m/s)
最大瞬間風速115KTS(59.2m/s)
弱まる気配もありません。次に4日の予想がありますが、あまり変わらないので進路などほぼこの通り進むものと考えられます。
9月4日 15:00 予想
米軍の台風情報(JTWC)の見方
地図上の数字、サークルの意味、右上のデータの見方です。
とても簡単なのでサクッと覚えましょう!
時間と風速
例えばこの図でいくと
・100KTS は風速。単位を日本のm/sに変えるにはおおよそ半分
なので、『07/00z, 100KTS』の場合
7日9時、風速50m/s となります。
『08/12z, 120KTS』だったら。。。
そうです、 8日の21時、風速60m/sです。
中心があり、3重の輪になってます。
サークルの意味
米軍の台風情報(JTWC)でも以下の説明があります。
それぞれ風の最大範囲を表しております。
・中円・・・50KTS(25m/s)
・小円・・・64KTS(30m/s)
右上のデータ
風の半径
強度が34ノット以上の熱帯低気圧の位置の場合、最も外側の半径は、各象限内の34ノットの風の最大範囲を表します* 。
強度が50ノット以上の熱帯低気圧の位置の場合、34ノットの半径内に配置された次の一連の風の半径は、各象限内の50ノットの風の最大範囲を表します* 。
強度が64ノット以上の熱帯低気圧の位置の場合、50ノットの半径内に配置された次の風半径のセットは、各象限内の64ノットの風の最大範囲を表します* 。引用:米軍の台風情報(JTWC)警告グラフィックの凡例 https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html?warning-graphic
ここも上に書いたように、
ここには、日時にそった 風速(左) と 瞬間最大風速(右) が並んでます。
・風速は半分
これで簡単にわかります。
では次に『Windy』を使用してのヨーロッパECMWFの進路予想です。
台風10号・ヨーロッパECMWFの進路予想
ここでは、アプリやブラウザの『Windy』を使用しての進路予想です。
この図は、今このページを見てる時点での予想図です。
左下の再生ボタンで動きます。右上の+-で拡大縮小です
この『Windy』についてはこちら↓をどうぞ。
https://mori08.com/post-348/
『Windy』ではECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)のデータを利用していて予想に近く通ることがかなり多いです。
GFS(アメリカ国立気象局国立環境予測センター)と合わせ比較できるので、万が一の備えもしやすくなるので色んなパターンを見ておくのは大事だと考えます。
台風10号・長崎市への影響
ここから、長崎市に絞って
『Windy』で時間を進めて、最接近した状態を見てみます。
9月6日5時時点での7日4時の位置予想図
事項の4日の時点の予想より若干離れて、早くなってます。
色が全く変わっており明らかに強よそうな台風となっています。
五島列島を直撃の様子も見て取れますね。
各メディアでも過去にない台風と言ってますので、いろんな情報集めて最悪の事態を想定して備えましょう。
9月4日18時での7日2時の位置予想図
※ここからは9月4日18時での予想での古い予想です。
時間のスライダーを動かすと、
7日4時~5時ごろが長崎市に最接近しそうです。
データ部を見ると…
9月5日03時での予想では長崎市に影響するのが7日3時ごろで、
・雨量・・33ミリ
・風速・・25m/s
・最大瞬間風速・・61m/s
7日6時ごろに最大瞬間風速・・61m/sとなってます!
最大瞬間風速60m/sとはどんな風か記載がありました。
※最大瞬間風速60m/sとはどんな風か
60m/sは時速にすると214km/hです。これは例えばスカイダイビングの落下速度(約200km/h)や、新幹線「のぞみ」の平均速度(約220km/h)などに匹敵するほどのスピードです。※どんな事が起こるのか
・鉄骨造倉庫において、屋根ふき材が浮き上がったり、飛散する。
・普通自動車(ワンボックス)や大型自動車が横転する。
・鉄筋コンクリート製の電柱が折損する。
・カーポートの骨組が傾斜したり、倒壊する。
・コンクリートブロック塀の大部分が倒壊する。
・多くの樹木が倒れる。
・墓石の棹石が転倒したり、ずれたりする。引用:Yahooニュース;台風15号で記録的暴風も 風速60m/sはどれだけ強いのか https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20190908-00141757/
想像できる身近なところでは、カーポートの倒壊や、自動車の横転でしょうか。
かなりの爆風が予想されますので、何が来ても行動できるように最悪の事態を想定して行動しましょう。
長崎の北、佐世保市辺りのデータを見ると
佐世保市ももっと影響受けそうですが風の影響は長崎市のほうが強そうです。
ただ雨量が46リと一時的にかなりのまとまった量が降りそうですので、台風に近いところはより警戒が必要です。
基本的に台風10号は風の影響がとんでもないので、風対策をしっかりしておきましょう!
まとめ
九州地方直撃は免れそうにない予想でしたが変わってきそうです。
しかし、とんでもない爆風台風ですので飛びそうな物の養生や、雨戸(なければコンパネ打ちつけたり養生テープ貼りなど)など行い十分に、早めに備えましょう!
水も売り切れ店続出の様なので、何か容器に貯えておくことも考えておいた方が良いでしょう。
大きな被害が出ないように対策しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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