台風17号(ターファー)が発生しましたね。
爆風で瞬間的に猛威をふるい、甚大な被害を残していった15号の復旧も終わらぬうちの台風に今後の進路や大きさが気になりますよね?
台風16号も15日21時に発生はしてましたが、発達しないまま24時間で消滅しました。
せめて復旧終わるまでは台風16号のように消滅してくれると良いのですけどね。
今回は、
以上調査しました。
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米軍の台風情報(JTWC)最近は知名度も高くなりましたね。
:米軍の台風情報(JTWC)https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
20日11時の進路予想図になります。
・22/00Z 65KTS などの表記は、日時と風速です。
日本時間にするには9時間足さないといけないのと、”65KTS”は「ノット(1852m/hr)」表記なので"m/s"に変えると分かりやすいですね。時間が秒になるので3600で割るのですが、雰囲気的には2で割ればOKです。1KTS=1852m/hr=1852m/hr ÷ 3600=約0.5m/s です。
”65KTS”は、約32.5m/sですね。以上を踏まえると、
・22/00Z 65KTS
→22日/9時 約32.5m/s となります。
書き換えると↓
この図でいくと、22日/9時が風速約32.5m/sで一番強いようです。
実はこの予想図の右上にデータがありまして、
拡大すると
ここでは予想データ一覧が書いてあり、
22/00Z(日付) WINDS 065 KTS(風速)
GUSTS TO 080KTS(最大瞬間風速)と並んでおり、赤線部分が最大勢力と予想されてますね。
因みに日本用に書き直すと、
・22日/9時 風速32.5m/s 最大瞬間風速40m/s
となりますね。台風15号の時は最大瞬間風速52m/sあったそうです。
ここでは、アプリやブラウザの『Windy』を使用しての進路予想です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)のデータを利用していてかなり予想に近く通ることが多いですね。
9月20日19時から、5時間間隔のキャプチャです。
地表での風の強さなので、陸地は極端には色は変わりませんね。
実は、雨量でも予想図がでます。
これだと、台風中心から進行方向にかけての雨の存在が読み取れますね。
日にちも近いので大きく予想が変わることもないと思いますが、最頻の情報は常に気をつけてくださいね。
『Windy』はブラウザ版(https://www.windy.com/)他、アプリ版もあります。
詳しくはこちらに。
上記の・米軍の台風情報(JTWC)、・ヨーロッパの進路予想ですと、直接的な関東への影響はなさそうですね。
ただ、台風ですので離れていても突然の雨や風に襲われることもあるかと思います。
最新情報に気をつけて油断しないようにしましょう。
日本では気象庁の情報もありますが、先の日付の予報が短いことが多いですね。
その点、今回参考にした「米軍の台風情報(JTWC)」「ヨーロッパの進路予想」などでは、早い段階から先の情報、ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)に至っては10日先までの予想が出ます。
もちろん先の日付の予報精度は落ちてきますが、『備えあれば患いなし』という言葉もありますように、”くるかもしれないな”という可能性が頭に入ってるだけで「心の準備」もできますからね。
時には全く違う進路予想図だったりしますが、可能性を知りもしもの備えにすると良いでしょう。
今回はさすがに関東へ急カーブすることはないと思いますが、前項にも書いた”突然の雨や風”に気をつけましょう。