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9月入学制のメリット・デメリットは?誕生日が早生まれの場合学年分けはどうなる?

コロナウイルス感染症の影響が尾を引き、日本の学校制度に影響を与え始めました。

入学式、始業式の一瞬だけ学校に行き、後はずっと自宅学習。

5月末までの休校となると…残り10か月で1年分の学習をしないといけなくなります。

夏休みが無くなったり、学業、スポーツ、レクリエーションなどイベントをまともに行える環境ではなくなりますよね?

 

そこで持ち上がった「9月入学制」

あらためて9月からの1年間に仕切り直すことで学力の遅れを補おうということですが、これには様々な問題がついて回ります。

 

そこで今回は、

  • 9月入学制のメリット・デメリットは?
  • 誕生日が早生まれの場合学年分けはどうなる?

などまとめてみました。

個人的には、今の学年のまま4月から9月にスライドするのが良いのかなと考えてます。

そうなるとどこかにしわ寄せが来ますよね?後半で図にして一案を考えてみました。

 

 

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9月入学制のメリット・デメリットは?

9月入学制とは

まず簡単に9月入学制について。

9月1日から8月31日を学校の年度とする制度で、欧米やをの他多くの国や学校で取り入れられています。

世界の多くの国々では9月入学が主流のため、導入されると留学などグローバルな学びが充実できる可能性があると言われています。

因みに世界の多くの国々では9月入学が多いかというと、さまざまな説の中「農業のスケジュールに関係する」という説が有力なようです。

ヨーロッパでは伝統的に農作業の忙しさが7~8月ごろ、夏に集中しています。前の年の秋に種をまいた「冬小麦」の収穫時期が夏にやってくるほか、家畜を飼っている農家では夏に干し草を作る時期がやってきます。
この時期の農家としては、子どもたちに農作業を手伝わせたい。対して政府としては、なるべく多くの子どもたちを学校へ来させたい。
こうしたことを考慮して、「農作業が落ち着く9月ごろに学年をスタートさせれば、多くの子どもが農作業と学校との両方に行ける」という結論になったのが、現在まで続いているといわれています。

引用:なぜ欧米の学校は「9月スタート」なのか?https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/10/news014.html

 

 

9月入学制のメリットは?

  • 教育環境の回復
    • 4月から5月末までの休みまたはそれ以上となると2か月以上の休みになり、一年間の履修期間をカバーすることが困難になります。そこで、9月からのスタートにスライドすることで改めて最初からしっかり学べ学力格差の解消ができる。
  • 世界の多くの国々と入学時期がそろう
    • 世界の多くの国々では9月入学が主流となっています。入学時期を9月にすることによって海外留学をしやすい、受け入れやすいグローバルな学びの環境となります。
      帰国後の留年の可能性で海外留学に行かないと回答する大学が67.8%という国立大協会のデータもあります。

4月から学ぶところを9月からにスライドすることで1年間しっかり学べるのは大きいと思います。

ただこの場合だと、学年の区切りの生年月日はそのままで9月からの新学年にしないといけません。9月生まれ8月生まれで切り分けると、今まで同じ学年だったのが違う学年になってしまうからです。

国際的な9月入学にすることで国際化も図れ易くなります。

 

 

9月入学制のデメリットは?

  • 社会全体での9月年度替わりにしないといけない。
    • 春スタートが秋スタートになることで入試や就職活動など全部変えないといけません。
      新社会人を受け入れる企業側もそうなります。
  • 学校側の運営など
    • スライドした分後ろに延びますし、初回の9月スタートは手探りなの受験などのスケジュールを早急に決める必要がありますね。
  • 保育園、幼稚園との関係
    • 園の卒園の時期にも影響してきます。今のままでいくと、4月から8月まで入学待ちにもなる可能性もなくはありません。
  • 法律の変更も必要。

今までのように卒業(卒園)、入学を切れ目なくするには、やはり社会全体を変えなくてはいけませんね。とても容易なこととは思えませんが、逆にここさえうまくいけば大きなデメリットが無くなります。

 

誕生日が早生まれの場合学年分けはどうなる?

もし9月入学になった場合今の小中高校生の場合は、今までの生年月日の学年分けのまま9月から翌年8月までの履修期間を繰り返し社会人になるのではないかと予想されます。

突然今までと違う9月8月で学年分けすると、そこで学年が変わるから場合によって一部の子供が学年が上がる、もしくは下がる場合があるからです。

しかし正式に9月入学が決まったとしたら、これから先ずっと 4月ー翌年3月生まれ の子供が 9月ー翌8月まで の履修期間というのはややこしすぎます。

 

そこでどこで区切りをつけると最善なのか考えて図にしてみました。
(あくまでも個人的な考えなので一案として温かく見てください。)

 

 

考えて分かりにくいので図にしてみた。

もう一度言いますが、

「あくまでも個人的な考えなので一案として温かく見てください。m(__)m」

小学校に入る前の子供さんに影響が出る感じです。

2020年度の場合、

2013年4月2日~2014年4月1日の新1年生お子様が、9月1日から8月31日で新1年生を過ごします。

 

来年度は、

2014年4月2日から2015年4月1日 + 赤い部分(通常なら1学年下の2015年4月2日から2015年8月31日まで)までの19か月間分この1学年だけ増員か、

これではあまりにも多いので、赤い部分を半分に分けるか。

そうすることでそれ以降は9月~8月に落ち着きます。

果たしてどう分けられるでしょうか。

 

まとめ

いざ9月入学制始まるのかと思いきや、

特定警戒都道府県とそれ以外の県で区別はせず、「地域の感染状況に応じて、感染予防に最大限配慮したうえで、段階的に学校教育活動を再開し、児童・生徒が学ぶことができる環境を作っていく」としています。

登校が始まる学校が出てくれば、9月入学制もどうなるのかわかりません。

ただ全国で足並み揃えてもらわないとー、今後ばらつきが大きくなると揃えることさえ困難になりそうです。

 

今後の動向に注目です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

 

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まめ
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まめ